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【酒特集】本町オリベストリートで探す 日本酒に合ううつわ特集
2010.02.25 更新

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陶磁器問屋街として栄えてきたという岐阜県多治見市「本町オリベストリート」。
現代でも、陶器を扱う店舗が数多くあり、たくさんの人で賑わっています。
今回はそんな本町オリベストリートで日本酒に合ううつわを探してきました。

「たじみ創造館」で出会う、個性溢れる器たち。

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(左)モダンなデザインが特徴の「たじみ創造館」
(右)たくさんの器が並ぶ「多治見市PRセンター」。

本町オリベストリートの入口すぐの場所にある「たじみ創造館」。館内にはさまざまな店舗が店を構えています。
今回はその中にある「多治見市PRセンター」の佐藤さんにおすすめの器を紹介して頂きました。

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(左)梅木うぐいす徳利 3,360円(税込み)、梅木うぐいす盃 945円(税込み)
お酒をつぐ時に傾けると、鳥がさえずるような音が、
また、おちょこに空いた穴をすするようにお酒を飲むことで、
小鳥が鳴いているような音がするそうです。
昔からお酒を飲む際の余興を楽しめるようにと作られた器なのだそうです。

(右)「高田焼黒千代加(たかたやきくろちよか)」¥10,000(税込み)
器にお酒を入れ、直火にかけて温かいお酒を飲む為の器。
昔から酒器が豊富に作られていたという高田焼、遠赤外線・マイナスイオン効果があるのだそう。
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「エコ食器」盃 2,100円(税込み)
若手作家・柴田祐果さんの青磁の作品。
家庭で不要になった食器を回収し粘土と混ぜた「リサイクル粘土」を使用しています。

「美濃陶芸協会ギャラリー」で、陶芸作家が作り出す酒器を堪能する。

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(左)2Fにはカフェも併設した、モダンな印象の外観が特徴。
(右)落ち着いた雰囲気のギャラリー。

地元の実力陶芸作家が手がける作品が展示されている「美濃陶芸協会ギャラリー」。
陶芸の魅力を存分に感じることができるギャラリーで、おすすめの酒器を紹介して頂きました。

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(左)「織部ぐい呑」齋木俊英作 ¥8,400
美濃特有の織部を全体にかけた作品。
お酒を入れることで、グリーンがより鮮やかに映し出されます。

(右)「藍色志野ぐい呑」酒井博司 ¥18,900
「かいらぎ」という志野特有の釉薬のひび割れが特徴のぐい呑です。
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(左)「鼠志野ぐいのみ」小栗正男作 ¥10,500
飲み口は赤く、下になるにつれてねずみ色になるような釉薬を使っている為、
このような独特な色合いになっているのだそうです。

(右)他にもたくさんのぐい呑が展示されています。

陶器の柔らかな風合いを味わえる酒器、「織部 うつわ邸」。

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元々米問屋の商家であったところを改装して作られたという「織部 うつわ邸」
たくさんの器が並ぶ店内から、厳選した酒器を紹介して頂きました。

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(左)懐かしい雰囲気が随所に感じられる店内の様子。

(右)織部の岐阜県無形文化財保持者、玉山窯・玉置保夫氏の作品。「玉山窯」各3,150円。
美しくやわらかな風合いを感じさせてくれます。
それぞれのお店ごとに、違った個性の酒器をたくさん紹介して頂き、
陶磁器の器の面白さや魅力を体験することができました。
職人の芸術へのこだわりが感じられる器や地元産の器で飲むお酒はまた格別なはず。
是非、自分にぴったの器を本町オリベストリートで探し出してみてください。

編集員のココがオススメ!

kanbeyuka_150 ユニークなものから芸術性の高いものまで、とにかく酒器の豊富さに驚きました。特に「エコ食器」は、環境に優しいということもあり、どんどん広まって欲しい手法ですね。お酒だけでなく、器にもこだわることでよりお酒を深く楽しめるような気がします。
お酒好きな人には特に、たくさんの酒器を見て、自分だけの器を見つけ出して欲しいですね。

(神戸夕香)

店舗情報

住所 〒507-0033 多治見市本町5-9-1
アクセス JR多治見駅より徒歩10分
ききょうバス多治見駅より本町5・創造館下車
TEL/FAX TEL:0572-23-5444
FAX:1572-23-5457
営業時間 各店により異なりますので、下記URLにてご確認ください。
定休日 各店により異なりますので、下記URLにてご確認ください。
URL 多治見市観光協会
駐車場 たじみ創造館及び市役所の駐車場をご利用ください。

2010年2月12日現在の情報になります。

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