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【酒特集】レトロとモダンが融合する街並み 多治見「本町オリベストリート」
2010.02.27 更新

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美濃焼の産地として親しまれている岐阜県多治見市。街には数々の窯元やギャラリーが点在し、
歴史を感じられる街として、県外からも多くの観光客が訪れるスポットとして愛され続けています。
今回は、そんな多治見の名所「本町オリベストリート」を散策してきましたので、
その様子を紹介したいと思います。

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(左)長きに渡り受け継がれてきた風景が目の前の広がります。
(右)現代の新しい風を吹き込んだ建物も。パン屋「ARTIGIANO(アルティジャーノ)」。

茶人・古田 織部の精神「オリベイズム(斬新で自由な発想)」を
まちづくりに取り入れ活かすため、この「本町オリベストリート」ができたのだそうです。
陶磁器問屋街として賑わっていた頃の蔵や建物を生かした街並みは、
趣溢れる雰囲気を感じさせてくれます。

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「たじみ創造館」「美濃陶芸協会ギャラリー」の情報は
「【酒特集】本町オリベストリートで探す 日本酒に合ううつわ特集」を御覧下さい。

築100年を越す蔵で味わう芸術とやすらぎ「ギャラリーおもとⅡ 万年青」

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蔵を改装して作られたという建物、入り口にはその面影を見ることができます。

オリベストリートに入り、そば処を越え路地に入ると現れる黒い壁面の建物、
それが「ギャラリーおもとⅡ 万年青」です。
1階は喫茶店、2階はギャラリーと、おもてなしと芸術が一度に楽しめる場所です。
散策につかれてほっと一息・・そんな時はこの場所があなたの心を癒してくれるでしょう。

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(左)アンティークな家具と蔵の雰囲気がマッチ。
(右)手作りのケーキやサイフォンで入れた香ばしいコーヒーの香りに癒されます。

昔ながらの風景を器と共に楽しむ「織部 うつわ邸」

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のれんが風に吹かれて揺れる様子にも風情が感じられる「織部 うつわ邸」入り口。

本町オリベストリートの入り口に近い場所にある「織部 うつわ邸」。美濃焼で人気の陶芸作家の作品が
広い店内に美しく並べられ、まるで店内が大きなギャラリーのような雰囲気に。
畳や土間、ふすま、また長い廊下の脇には中庭があったりと、懐かしい風情を感じさせてくれる店内で
ついつい長居してしまいそう。また、奥には茶室があり、和菓子とお茶を楽しむこともできるのだそうです。

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(左)廊下から望む中庭。奥には茶室も用意されています。季節の和菓子付で500円。
(右)たくさんの器が並ぶ店内。きっと自分好みの作品を見つけられるはず。

やさしい味わいに癒される「団子屋せっちゃん」

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赤い旗に、趣ある店構え。香ばしい香りが誘います。

本町オリベストリートを歩いていると、なんだか香ばしい香りが・・。
“みたらし団子”の赤い旗がゆらゆらと揺れる「団子屋せっちゃん」、
米粉100%の団子と甘みのあるタレを使った”みたらし団子”が名物なのだそう。
店内には、手作りのみそやおかずなども並んでいます。
注文するとその場で焼きあげてくれるあつあつの団子に、きっと誰もが虜になるはず!

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(左)みたらし団子を焼きあげる様子。出来上がりが待ち遠しい!!
(右)つやつやとした団子に甘辛いタレが絡んだみたらし団子。

現代のアートや芸術と、昔から受け継がれる歴史が融合し、
これから作られる新しい歴史を感じさせてくれる街「本町オリベストリート」。
是非、その魅力を自分の目で、足で確かめてみて!

編集員のココがオススメ!

kanbeyuka_150 ギャラリー、骨董品、アンティーク品、飲食店といったさまざまなお店が点在する本町オリベストリート。ここだけは時間の流れがゆっくりと流れているかのような、そんな心地よい感覚を味わうことができました。ゆっくりと休憩しながら散策すれば、きっと自然と心が癒されていくことでしょう。
今度のお休みは是非、仕事や忙しさを忘れ、本町オリベストリートでのんびりしてみては?

(神戸夕香)

店舗情報

住所 〒507-0033 多治見市本町5-9-1
アクセス JR多治見駅より徒歩10分
ききょうバス多治見駅より本町5・創造館下車
TEL/FAX TEL:0572-23-5444
FAX:1572-23-5457
営業時間 各店により異なりますので、下記URLにてご確認ください。
定休日 各店により異なりますので、下記URLにてご確認ください。
URL 多治見市観光協会
駐車場 たじみ創造館及び市役所の駐車場をご利用ください。

2010年2月12日現在の情報になります。

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