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木曽ヒノキを使った楽器作りに取り組む「有限会社 小瀬木木工所」
2010.07.22 更新

代表取締役の小瀬木礼子さんは、ヒノキ三味線の奏者でもあります

木曽地域の木材・木工産業は、まな板や風呂桶、漆器など生活用品向けが多い中、
木曽ヒノキを使った楽器作りにも取り組む、ユニークな木工所があります。
訪ねた先は、小瀬木木工所代表取締役の小瀬木礼子さん、ご自身も三味線を演奏されるとのことですが・・・

暖かみ、温もり

(左)こすりこぎ棒を削りだしている作業の様子(右)食事所で用いられる、ミニところてん突き

出迎えてくれた小瀬木さんと共に目に入ったのは、小山のように積まれたところてん突き。
大きさは色々で、長さ10cmくらいのミニところてん突きもあります。
「食事処で、お客さんが自分で突いて食べる」のだそうです。
奥の加工場へお邪魔すると、すぐ木の良い香りに包まれます。
お邪魔した時は3名の方が作業しており、銭湯用の風呂椅子やすりこぎ棒へと、
木材を加工していました。
「木っていうのはやはり、暖かみと温もりがあるんです」と話す小瀬木さん。
しかし最近は、大きな材木が手に入り難いのだとか。

こちらでは材を均等にカットしています

御岳山山頂へも担いで行きます!

地元の小学生たちも吹くことの出来る木製のオカリナ「コカリナ」

加工場を見学した後、ヒノキの楽器について伺いました。
作っている楽器は、ヒノキ三味線とアルプホルン、コカリナ(木のオカリナ)の3種類。
このうちヒノキ三味線は、名古屋のオアシス21や木曽三川公園、幕張メッセ、
代々木公園野外ステージなどで演奏してきました。
また、木曽の山々に似合うアルプホルンは、御岳山の開山式に毎年呼ばれています。
一方、長野オリンピック(1998年)の開会式で演奏披露されたコカリナに、
小瀬木さん達は注目し、作り方を習得して木曽ヒノキで作るようになりました。
今では毎年、大桑小学校の3年生の子達がコカリナを作っていて、その子達はみんな吹けるそうです。
そのことを知って直接、小瀬木木工所を訪ねる人もいらっしゃるのだとか。

編集員のココがオススメ!

楽器作りを始めたきっかけは、ヒノキの端材などの有効活用を目指したこと。役場も平成9年度から、「木曽ヒノキを奏でる里づくり事業」として演奏活動、ヒノキ三味線・アルプホルン・コカリナの楽器作り講習会をバックアップしています。
取材の途中、小瀬木さんに三味線演奏を披露して頂いたものの、調律がうまくいかず本物の音は残念ながら聴けませんでした。どんな美しい音色を奏でるのでしょうか?この次は是非、演奏会で聴きたいものです。

(小穴久仁・倉田和己)

店舗情報

住所 大桑村野尻1725
TEL/FAX TEL:0264-55-2008
FAX:0264-55-2420

2010年4月14日現在の情報になります。

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