郡上と聞いて皆さんは何をイメージしますか?
郡上おどり、グルメ、温泉、アウトドア、歴史文化・・・美味しいものや楽しいことが沢山ありそうですね。
では、もし郡上に住むとしたらどうでしょうか?そんな「もし」の時に心強い味方がふるさと郡上会です。
郡上八幡市街にある事務局を訪ね、スタッフの皆さんとお会いしました。
事務局スタッフは小林謙一さん・河合敏彦さん・臼井香織さんの3人。
これまでも小林さんとは情報交換をしていましたが、実際にお会いしたのは初めてです。
改めてふるさと郡上会の位置付け、求められている役目、事業内容などをお聞きしているうち、
ランチへ出掛けることになりました。
せっかくの郡上ですから、小林さんおススメの一つ、
郡上産の野生シカ肉をジビエのフランス料理としても提供する「ももちどり」へ車を向けます。
(なお、シカ肉の提供は期間・数量限定です。)
ももちどりでは、私たちとは別に入ったジビエを撮る取材対応のため、
岐阜県郡上農林事務所や郡上市役所観光課の方々とも偶然一緒になり、にぎやかで話題が尽きないランチに。
ランチの後は、取材用に出されたシカ肉のロースを試食です。
繊維が食べやすいように切られており、脂肪分の少ない肉質はあっさりと頂けます。
様々な交流・移住プロジェクトをサポートするふるさと郡上会、
その一つが「栃尾里人塾(とちょーおさとびとじゅく)」です。
2010年4月に始まったこのプロジェクトは今年で2年目。
1)森・・・広葉樹の森を復活
2)農・・・農体験カフェ
3)自然エネルギー・・・エネルギーも地産地消
をテーマに掲げ、第二の人生あるいは田舎暮らしの入り口として地域住民がスタートしたこの塾を、
ふるさと郡上会が全力でサポートします。
ランチからふるさと郡上会事務局に戻る途中、清酒「母情」を製造販売する平野醸造へ立ち寄りました。
こちらの酒作りに使う水は、水源から動力を用いないサイフォンの原理で、
80mの高低差を3km引く長刀(なぎなた)清水。「なにより柔らかい水で、
腐りにくく新鮮さが長持ちします」とは、ご主人が語るこの水の特徴です。
郡上の魅力を市内外に伝え、都市住民との交流、
そして移住へつながるコミュニケーションツールを目指し、ふるさと郡上テレビが開局しました。
オリジナル映像を撮影、編集する河合さんによると、
「入口は狭くても奥へ進むほど深くなる」メディアがイメージだそう。
確かに郡上は日本の一地域ですが、広く知ってもらいたいコンテンツに溢れる地域には違いありません。
郡上暮らしを応援するふるさと郡上会は、今春に発刊7年目を迎えた情報誌『季刊 里山の袋』の発行・制作を担うようになり、小林さんは主担当です。元々、小林さんは東京からのIターン者。長かった東京暮らしに比べ、郡上の良さについては「水も空気も買う必要がなかったことです」。他にたくさんの良さがあると思うものの、まずこの点を実感されたのでしょう。大きくリニューアルしたばかりの『季刊 里山』の袋は、ふるさと郡上会へ入会(随時入会可、年会費:3,000円)すると、旬な情報・お得な特典とともにお届けしてもらえますよ。
(小穴久仁)
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住所 | 岐阜県郡上市八幡町中坪226-1 郡上市役所八幡中坪庁舎1F |
TEL/FAX |
TEL:0575-66-2750 FAX:0575-66-2752 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 土日祝日 | URL |
ふるさと郡上会 ふるさと郡上テレビ |
gujo@furusato-gujo.jp |
2011年4月15日現在の情報になります。