中部地方を中心に、幅広い世代から愛され続けている
「おにぎりせんべい」や「ピケエイト」、子どもの頃からよく食べていた、
なんて方も多いのではないでしょうか？
今回はその「おにぎりせんべい」を作っている「株式会社 マスヤ」もグループである
三重県伊勢市、豊かな自然に恵まれた美しい景色を望む地域にある
「株式会社 マスヤグループ本社」を訪れ、
企業が取り組むさまざまな事業についてお話を伺ってきました。

「ものづくりの心・ひとづくりの心・地域に向ける思い」を理念に。

「株式会社 マスヤグループ本社」では、
「一番大切な人に食べさせたい製品を作る」
「仕事を通して人生の幸福を追求する」
「地域社会の豊かさづくりに貢献する」
を経営理念とし、「株式会社マスヤ」、「株式会社 和菓子の万寿や」、
「株式会社 伊勢萬」など、さまざまな事業を展開しています。
これまでは全国流通を軸に活動を行ってきましたが、
三重の企業として地元に根付き、地元を大事にした商品と販売の仕方、
また何を伝えたいかも含め、活動の方向が徐々に変化してきたのだそう。
現在はグループ内で積極的に地産地消を意識した活動に取り組んでいるとのことです。

「休耕田をうまく活用しよう」と、地域の方と一緒に稲作が行われています。
またサツマイモ畑や、景観を美しくするためのコスモス畑づくりも同時に実施しています。
田んぼで穫れたお米は、お米を使って作られたせんべいと一緒に伊勢神宮に奉納したり、
地域の方や、マスヤグループの従業員に配布。
稲作文化を発信していく場所としてこれからも守っていくために、
従業員が稲作をまずお米をよく知る、という思いもこの活動には込められているのだそうです。
他に、従業員食堂で地産地消ビュフェを行ったり、
地域イベントへの参加・協賛、食育、地元高校との共同開発なども行われています。

ワクワク・ドキドキを届ける「株式会社マスヤ」

「おにぎりせんべい」や「ピケエイト」を代表商品に、
米菓製品を製造・販売する「株式会社マスヤ」。
地元伊勢市はもちろん、各営業拠点を通して全国に商品展開を行っています。
特に、主力商品である「おにぎりせんべい」は今年で誕生なんと41周年。
変わらぬおいしさと魅力で、「おにぎりせんべい」がいかに
お客様に愛されているかを感じることができます。

そんな「株式会社マスヤ」のミッションは
「いつも変わらないおいしさと、ワクワク・ドキドキをお届けします」。

お客様にワクワク･ドキドキを感じていただくためには、
自分たちがワクワク･ドキドキしながら仕事をしなければならない。
従業員全員が常にミッションを心に持ち活動を行っています。
また、どうしたらお客様に喜んでもらえるのか？
その意見を集めるポストを社内に設けて、それを実施するように努力する
“ワクドキ提案”を進めているそうです。

地域貢献の一貫として、地元の幼稚園など団体さん向けに
包装工場の見学も実施するなど、地元との交流も行っています。
今後は原材料として、できるだけ地元のお米を使いたいとも考えているのだそうです。

今後もおにぎりせんべいのおいしさは50年、60年と語り継がれていくことでしょう。
それを感じさせるのはきっと「株式会社マスヤ」が歩む道が、
従業員一丸となった熱い思いによってより広がっているからではないでしょうか？

新製品情報

2010年9月７日に、
おにぎりせんべいの新商品として「ソース味」が発売されました。
定番のしょうゆ味とはまたひと味違った風味を楽しむことができるはず。
是非お店で探してみて！

編集員のココがオススメ！

小さい頃から好きでよく食べていた「おにぎりせんべい」や「ピケエイト」を製造する現場に訪れることができ、とても感激でした！また今回、従業員の方たちが一丸となって取り組んでいるという、ミッションへの熱い思いを感じることができました。マスヤグループの地産地消活動は、これからもさまざまな活動・取り組みとなって行われていくことでしょう。今後もその活動に是非注目していきたいですね。新商品の「おにぎりせんべい ソース味」もチェックしてみます！ （神戸夕香）

会社情報

2010年8月18日現在の情報になります。

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