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農家から旬な野菜を直接お届け「くらしを耕す会」
2010.09.09 更新

地元で獲れた安全な野菜や米、無添加の食べ物などを、
毎週、家庭に届けてくれる会員制の「くらしを耕す会」。
会員のもとに届く「野菜セット」は、一軒一軒の農家が、
自分の畑で獲れた野菜を自分たちで箱詰めしています。
つまり、一箱の中に入っているのは、すべてひとつの農家のもの。
一軒の農家と家庭がつながるのです。

与えられた野菜を食べこなす

野菜セットは3種類。小は単身向け、中は3、4人の家族向け、
大は人数が多い家庭や野菜を多く採りたいという家庭向け。

どの野菜も大きくてびっくり!

農家がその日に獲れたものを箱詰めするため、野菜セットの中身は、
届くまで何が入っているか、スタッフもわからないのだそう。
「旬な野菜を旬な時に食べることができるんです。季節に関係なく、様々な野菜が店頭に並ぶ時代。
でも、夏の野菜を冬に食べれば身体を冷やしてしまうように、
本当はその季節のものを食べる方が体の生理にもあっているんです。」
その季節に食べられるものを食べ、一年を通し70種類ほどの野菜を食べる。
これを“野菜を食べこなす”ことだと、くらしを耕す会を運営する瀬口さんは言います。
ゆるやかに季節を感じながら、与えられた食べ物を感謝しながら食べること。
それは、ごく自然のことなのに、この現代では忘れられていることなのかもしれません。

家庭と農家をつなげる

土の状態や気候の違い、そしてそれぞれの農家の個性が味に影響を与え、
「あの農家の味はダイナミック」など、それぞれの農家の味があるのだそう。

くらしを耕す会では、年に二回、産地見学を実施。
会員は、スタッフとともに農家の畑に行くことができます。
会員だけでなく、「自分たちの野菜を口にしてくれている方々と実際に会えるはうれしい」と
農家の人たちからの喜びの声も。
「畑と食卓の距離が近い、というのが魅力だと思います。
毎日のベースとなる食事ですから、安心して食べたいですよね。
会員さんのかわりに私たちがという思いで、畑にはスタッフ同士でまめに足を運んでいます。」
くらしを耕す会は、会員と農家をつなぐ橋渡しを担っているようです。

編集員のココがオススメ!

「子どもに安全なものを食べさせたい」と、子どもを持ったことをきっかけに、会員になる人も多いそう。くらしを耕す会には、おためしセットもあるので、気になる方は、まずはおためしから始めてみては?

(大島清花)

店舗情報

店舗名 くらしを耕す会
住所 愛知県名古屋市昭和区広路本町4-2
TEL/FAX TEL:052-851-7200
FAX:052-851-7299
営業時間 9:30~18:00
定休日 土・日曜日
URL 農薬・化学肥料“0”(ゼロ)栽培のくらしを耕す会|名古屋市昭和区

2010年8月20日現在の情報になります。

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