DoChubu(ドゥチュウブ)は2014年9月13日と14日に「愛フェス」というイベントに参加しました。
愛フェスとはNPOが集まって、自分たちの活動について紹介し、団体への理解と参加を呼びかけるもの。会場となるのは愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)。このイベントに「DoChubu食堂」を出展しました。
これまで中部地方の地域情報を発信してきたドゥチュウブ。このサイトを通じて、農水産物や加工品など中部のおいしいものをたくさん紹介してきました。
「実際にこれらを使ったメニューで、“地産地消の魅力”をリアルに伝えたい!」と考えたのが、「DoChubu食堂」のはじまり。昨年の愛フェスに初出展し、2日間で4種類のメニューを約1000食販売。 多くの人から「おいしかった!」の声を頂きました。
メニュー開発と調理販売を担当していただいたのは、名古屋市瑞穂区にある「名古屋調理師専門学校(以下、名調)」の生徒さんたちと先生方。今年もご協力いただき、さらにパワーアップした食堂を目指します!
メニュー作りは、使用したい食材とイメージをドゥチュウブから提案し、名調の先生たちが考案。8月19日、名調で試作会が行われました。
この日の試作メニューは、「マコモころうどん」「原木しいたけの山里キッシュ」「青じそボロニアのトルティーヤ」「トマ桃ゼリー」の4品。
広い調理室に入ると、生徒さんたちが先生の指導のもといろいろな作業を行っていました。手際よく、どんどん調理が進みます。
食堂のテーマはドゥチュウブらしく、「地産地消」。メイン食材はもちろん、食材の多くに中部地方産のものを使用しています。ライターがこれまでの取材で出合ったり、情報を得たものなど、どれも自信を持っておすすめできるおいしいものばかり。
例えば、三重県菰野町「真菰手延べめん」、豊橋市「青じそボロニアソーセージ」、三重県玉城町「玉城豚ベーコン&ソーセージ」、岐阜県美濃加茂郡「原木しいたけ」、豊田市「ゴールデンピーチ」など。そのほかの野菜や肉、卵、牛乳、小麦粉も愛知・岐阜・三重県産と、とことん地産地消にこだわっています!
調理のプロを育てる専門学校だけあって、メニューの細部にまでいろいろな工夫や技術が。
例えば、うどんの上に載せる大根おろし。緑色をしているので「これ何ですか?」と質問すると、「海藻のあおさを粉末にして、大根おろしに加えてあります。磯の風味がする、ひと味違った大根おろしになります」と和食担当の小川先生。
トマトと桃を使ったゼリーの上に載せるのは、高糖度トマトをデザート用に甘くコンポートにしたもの。小さなミニトマトですが、一つひとつていねいに湯剥きするのだそう。うどんのスープ、キッシュやトルティーヤの生地もすべて手作りです。
メニュー考案と指導を担当されたお一人、製菓部門の平岩先生にお話を伺いました。
「生徒たちは普段、食材がどこから届くのか、どこで作られているのかを知る機会が少ないので、今回のように地産地消をテーマにした制作は勉強になりますね。大勢で仕込んだり、段取りよく作ったり、全体で協力する学びの場としても、よい機会になっています」。
完成した4品を試食しました。うどん、トルティーヤ、キッシュ、ゼリー。どれもとってもおいしかったです!
中部の食材をていねいに、プロの技術で調理したメニューが楽しめる「DoChubu食堂」になること間違い無し。ぜひ多くの人に自慢の「地産地消メニュー」を楽しんでもらいたいと思っています。
◎「DoChubu食堂」にご協力いただいた
【名古屋調理師専門学校 HP】
◎「DoChubu食堂」が参加する、「愛フェス2014」概要
開催日/2014年9月13日(土)、14日(日)
時間/11:00〜17:00 ※DoChubu食堂の営業時間もこれに準じます
会場/愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内 地球市民交流センター
※詳しくはこちらを参照 【愛フェス2014 HP】
ライター : 梅田美穂
施設名 | 特定非営利活動法人 ドゥチュウブ |
住所 | 愛知県名古屋市中区葵2-11-22 ゼブラビル403 |
TEL | 052-325-6031 |
営業時間 | |
定休日 | |