6月特集の主役、長良川にはたくさんの生き物が棲んでいます。
イワナ、アマゴ、サンショウウオ類、サツキマス、アブラハヤ、アユ、オイカワ…。普段見る機会の少ない彼らに会える場所が、岐阜県各務原市にある「世界淡水魚園水族館」。通称「アクア・トト岐阜」の名前で親しまれている水族館です。
淡水魚の専門水族館として世界最大級。館内では、長良川の源流から河口までの自然環境を再現した水槽展示をたどりながら、流域毎に棲む生き物を見学することができます。
先日初めて訪れたのですが、「長良川っていろんな生き物が棲む、豊かな川なんだな」と実感しました。絶滅が心配される希少な淡水魚も展示されていて、河川環境について考えるきっかけにもなります。アジアやアフリカの川の展示もあり見応え十分。ちなみにサツキマスは、特集記事でご紹介する大橋さん兄弟が川漁で獲り、展示用資料として提供されたものなんですよ。
アクア・トト岐阜は東海北陸自動車道・川島パーキングエリア内の水辺の自然をテーマにした「河川環境楽園」にあり、高速道路から直接立ち寄ることができます。(梅田美穂)
世界淡水魚園水族館 アクア・トト岐阜