江戸時代には人々から「伊勢に行きたい伊勢路が見たい せめて一生に一度でも」と切望された、憧れのお伊勢さん。電車やバス、車でスムーズに行けるようになった今も、伊勢神宮は特別な存在であるように感じます。
取材に訪れたのは平日でしたが、内宮前のおはらい町とおかげ横丁は、参拝や観光の人々で大にぎわいでした。海産物、牛串、おだんご…店先から漂う香ばしいにおいに誘われつつ散策すると、どれを食べようか、何を買おうかとわくわくしてきます。おみやげは、やはり定番の赤福に。300年以上もの歴史を持つというから驚きです。「ばん茶茶屋」のお茶とともに伊勢の名物を満喫しました。(南由美子)