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【郡上市特集】ふる里の懐かしい母の味 道の駅古今伝授の里やまと「おふくろの味 安食里」
2011.09.01 更新

「道の駅古今伝授の里やまと」の名称にある「古今伝授」とは、
「古今集」の難しい語句の解釈などを、秘伝として師から弟子に伝授したこと。
東常縁(とうのつねより)が連歌師の宗祇に伝授し、大和町にて古今伝授が確立されたことから、
「古今伝授の里」と呼ばれているのだそうです。
今回はそんな歴史情緒溢れる郡上市大和町の「道の駅古今伝授の里やまと」で
郷土料理を提供する「おふくろの味 安食里」を訪れました。

落ち着いた和の空間で 旅にひとときの休息を

(上・下左)お店の外観。木でできた看板が目印です。
(下右)スタッフの方がてきぱきと準備を進めています。

「おふくろの味 安食里」は、「道の駅古今伝授の里やまと」の「くつろぎ広場」内にあります。
他にも同施設には、足湯やパン工房、レストランなど、たくさんのお店が並んでおり、
旅の疲れを癒しながら、おいしい食事や地元産のお土産探しなど、さまざまな楽しみ方ができる場所です。
また、温泉施設「やまと温泉やすらぎ館」なども別館として併設されています。

訪れた日は平日のお昼を迎える少し前。
しかし、すでに「おふくろの味 安食里」の店内はたくさんの人で賑わっており、
スタッフの皆さんが、てきぱきと提供する料理の準備に追われていました。

季節を感じられる郷土料理で 母の味を思い出す

取材に訪れた編集スタッフ2名はそれぞれ、麦とろ定食、ほう葉味噌和牛定食を注文。
お店のおすすめだという麦とろ定食は、天然だしにこだわった一品。
食材は、その時とれる野菜や山菜を利用するため、季節感をしっかりと感じることができます。
主に町内産、また郡上市内産・岐阜県内の物を使用するよう努めているとのこと。

おすすめの麦とろ定食。おかずもいっぱい、大満足のメニューです。

おひつに入った麦ごはん。

とってもとろみのあるとろろ。たくさんご飯にかけて、いただきます!

ほう葉味噌和牛定食は、テーブルの上で出来立てを頂くことができます。

とろろはとてもとろみがあり、濃い味わいが特徴。ご飯がどんどんと進みます。
麦ご飯はおひつに入っており、お茶碗に2杯ほどのご飯が頂けるので、
おなかいっぱい麦とろご飯を楽しみたい方には特におすすめです。

ほう葉味噌和牛定食は、葉っぱの上でお肉、野菜、きのこ、そして味噌と一緒にゆっくりと焼き上げます。
味噌の香ばしい香りが広がりに、出来上がりが待ち通しくなります。
お店に訪れたら一度は味わって欲しい一品です。

「田舎に帰省した時の、母の味を思い出す。そんなお料理・雰囲気を味わってもらえると思います。
郡上のおいしい空気で深呼吸し、さらにおいしい安食里のお食事をご用意して、
スタッフ一同お待ちしていますよ。」

旅の途中でありながらも、ふる里に帰ってきたかのような懐かしい気持ちになれる。
そんな「おふくろの味 安食里」を是非訪れてみてください。

【メニュー】

・麦とろ定食(1,050円)
・ほう葉味噌和牛定食(1,260円)
・ほう葉味噌豆腐定食(840円)
・鶏チャンほう葉焼き定食(1,050円)

※この他、とろろうどんなどのめん類や単品料理なども提供されています。

編集員のココがオススメ!

kanbeyuka_150 編集部・神戸はとろろが好物のため、迷わず麦とろ定食を注文。素材の味がこれほどしっかりと感じられるとろろは今まで食べたことがありません。おひつに入ったご飯を自分でよそって、おかわり感覚で頂けるのも嬉しいですね。ほう葉味噌の定食は豆腐のタイプもあり、とろろうどんや鶏ちゃん焼き定食なども提供されています。また、隣の手作りショップでは、「おふくろの味 安食里」手作りのおはぎやお惣菜なども販売されているそうなので、お土産や休憩のお供にどうぞ。足湯や温泉で汗や体の疲れを落としてから、ゆっくりと食事を楽しむのも良いのではないでしょうか。

(神戸夕香)

店舗情報

店名 おふくろの味 安食里
※道の駅古今伝授の里やまと内にあります。
住所 〒501-4612 岐阜県郡上市大和町剣164番地
TEL/FAX TEL:0575-88-1018
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)および年末年始
営業時間 11:00~16:30

2011年7月15日現在の情報になります。


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