「【NPO法人化特集】vol.1 誕生から現在まで 「DoChubu」これまでの歩みを知る」では、
これまでの「DoChubu」を振り返ってきましたが、
vol.2では法人化に伴い「NPO法人ドゥチュウブ」としてどんな風に変わっていくのか?
今後の具体的な活動内容も含め、紹介していきたいと思います。
「DoChubu」の主要コンテンツとも言える「DoChubu 地産地消のすすめ」。
これまでは、お店や生産者さんなど、個々であたる取材が中心となっていました。
しかし今後は、個=点ではなく、
地域=面にシフトした活動を行っていきたいと考えています。
「地域や、現地の情報発信者の方々との信頼関係を築き上げることにより、
リアルタイムに近い形で記事、イベント情報などを掲載できるという流れを作っていきたいですね。
地域との連携を上手に行うことができれば、”旬”をすぐに確認できるインターネットの良さを、
『DoChubu 地産地消のすすめ』で最大限に活かすことができるはずです。」
と、「NPO法人ドゥチュウブ」副理事の古瀬さん。
野菜の収穫や、今水揚げされている魚の情報を、旬の時期にインターネットで届けるには、
取材から掲載まで非常にクイックな動きが求められます。
そんな「情報発信の難しさ」という経験が、
今回の法人化に伴う活動目標の一つとして掲げられています。
「また面での活動を行うことで、地域と地域の人たちを繋げる役目ができたら。
例えば、河川流域の上・下流の人たちが交流するためのお手伝いなども、
今後できるようになるかもしれません。」
「地産地消」という基本コンセプトは守りつつ、より広い視野での活動や取り組みによって、
「DoChubu 地産地消のすすめ」はこれからも、
多くの魅力的な情報を発信し続け、社会のお役にたちたいと考えています。
「NPO法人ドゥチュウブ」に伴い、
新しく計画している取り組みのひとつに「ライター支援コミュニティ」があります。
これは、地域情報を発信できるライターを支援するもので、
講座やセミナーの開催による人材育成、また仕事の実践場所の提供などを、
webサイトを使い行っていく予定です。
「新しい事業を進める中でも、人と接する事、
そして書くことが好きだというライターさんに参加して頂けると、とても嬉しいですね。」
と古瀬さん。
その他、すでに活動がスタートしている、
情報をどこでもスピーディーに入手可能な「スマートフォン対応」に加え、
新規にマップサービス事業も開始します。マップ化することで、情報が検索、共有しやすくなります。
手作りマップの作成やマップのプリント支援も行う計画です。
情報をキーに、中部地方を豊かにし、たくさんの人の想いや活動をつなげていきたいという
強い意気込みが感じられる「NPO法人ドゥチュウブ」の活動の数々。
まだ「NPO法人ドゥチュウブ」としての活動は始まったばかりですが、
これからどんな風に変化していくのか、とても楽しみです。
次回のvol.3では、「NPO法人ドゥチュウブ」の編集部にお伺いし、
皆さんの想いを座談会形式でご紹介したいと思います。
(DoChubu編集部:神戸夕香)
※今回の特集は、DoChubu編集部の活動や想いを伝えることをコンセプトとしており、
記事の内容は、編集部の立場でありながらも、第三者的な目線で執筆させて頂いております。