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【お魚ブログ】川と海の恵みをうけて育つ桑名のハマグリ
2010.12.27 更新

桑名で見つけたたくさんのハマグリ

三重県桑名市の漁師町・赤須賀。
木曽三川の河口に面したこの地区では、昔からハマグリやシジミをとる漁が盛んです。
ここで以前に取材でうかがった、しぐれ煮のお店「貝増商店」にお邪魔しました。
店頭にならぶ水槽のなかは、地元でとれたハマグリでいっぱいです。

地元の漁師さんによると、桑名のハマグリは産卵前の4月から7月ぐらいまでが
身もたっぷりついておいしいそうですが、漁は周年にわたって行われており、
いまの時期も買い求めることができます。
大きいもので7、8センチ、なかには10センチを超えるものもあるとか。
家庭では「焼きハマグリ」や酒蒸しにして食べるのがおすすめ。

人気の「志ぐれたまり」(1本・300円)。

しぐれ煮やアサリ、シジミなどの佃煮がたくさん販売されている「貝増商店」で
思わず気になって手にとってみたのが、「志ぐれたまり」という商品。
ハマグリの煮炊きで使われている「たまり」をビンにつめたもので
しぐれ煮をつくっているお店では、どこでも独自のものを売っています。
同店の水あめやワインを加えた「たまり」に、しぐれ煮のうま味がブレンドされて、
コクのある独特な味わいが楽しめます。

あったかいご飯、湯豆腐や冷やっこにかけて食べるとおいしく
ご飯と一緒に炊き込んだり、煮物や吸い物に加えてもあうそうです。
さっそく購入し、帰ってからご飯にかけていただきました。
甘みとコクのあるタレが、ぴったりあってとても美味でした。

これまでの産地のレポートに加えて
伊勢・三河湾流域の各地で出会ったさまざまな魚、
またおいしい食べ方や料理、加工品などを随時紹介していきたいと思います。

貝増商店赤須賀店 | DoChubu 地産地消のすすめ

(新美貴資)

2010年12月4日現在の情報になります。

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