今回紹介するのは白菜を使ったタジンです。タジンとは肉や野菜をじっくり煮込むモロッコの料理で、背の高い独特な形をした鍋を使います。白菜の素材がもつおいしさを手軽な調理で楽しめるオススメの一品です。イギリスで海水のみから作られた、ミネラルがたっぷりでマイルドなマルドン塩との相性も抜群。シンプルながらも飽きのこない体にやさしい味です。ぜひご家庭でお試しください。
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【①】タジン鍋に白菜の一番外の固い葉をしきます。そのうえに芯をつけたまま、くし形に切った白菜をのせます。芯には切り目を入れて下さい。さらにベーコンスライスをのせて、フタをして火にかけます。 |
【②】火を弱火にして、さらに加熱。やわらかくなったらできあがりです。 |
【③】マルドン塩を添えて召し上がってください。 |
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木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フランス料理担当の向山登教授が紹介します。第1回目の食材は、木曽川源流の里、長野県木祖村の『御嶽白菜』。高冷地を生かし夏場(7~10月)に収穫されるのが特長で、柔らかくて甘味があり、長野県が誇るブランド野菜のひとつです。今年は例年以上に作柄がいいとのことですから、ぜひ繊細かつ豪快な白菜料理にチャレンジしてみてください。タジン鍋、スープ、サラダ、生春巻き、ジャムと5種類のレシピを順に紹介していきます。どうぞお楽しみに! |
御嶽白菜問い合わせ:木祖村産業振興課 TEL0264-36-2001
(11月中旬頃まで購入可能とのことです)
向山登(むかいやま・のぼる)
1964年生まれ。名古屋市出身。83年に名古屋調理師専門学校専門課程調理師科を卒業。名古屋市内のホテルでの勤務を経て、94年に名古屋調理師専門学校のフランス料理教授に就任し現在に至る。趣味は野球やフットサルなどのスポーツ。書道。美術鑑賞など。