炭火でじっくりと焼かれていく「和良鮎」。
岐阜県郡上市和良町のふるさとのイベントである
和良フェスタ2013「和良鮎まつり」(同フェスタ実行委員会主催)が
2013年10月27日、同町の道の駅和良・和良運動公園で開かれました。
町のなかをながれる清流・和良川で獲れた特産の「和良鮎」の塩焼きや
アユの身を使ったご飯、雑炊をはじめ、
地元で生産された様々な農産物や加工品が販売され、多くの人々でにぎわいました。
会場に設けられたステージでは、女性演歌歌手のライブのほか、
町民によるダンスや太鼓、詩吟などが披露され、大いに盛り上がりました。
人々の熱気であふれる
町のなかを流れる和良川。
写真奥のほうにまつりの会場となった道の駅和良・和良運動公園が見えます。
写真奥のほうにまつりの会場となった道の駅和良・和良運動公園が見えます。
町のなかで見つけた、「和良鮎」をピーアールする大きな看板。
まつりの当日は青空が広がり、好天に恵まれました。
多くの出店でにぎわう会場。老若男女が集い、買い物や飲食を楽しんでいました。
郡上市の中心街で、観光地としても知られる郡上八幡のふもとからバスに乗って、
急峻で曲がりくねった山道をぐんぐんのぼり続けると、
ぽっかりと開いた山あいの盆地が目に飛び込んできます。
田畑が一面に広がり、道にそって民家が静かに点在する和良町は、
どこまでものんびりとした雰囲気が漂っていました。
バスを降りると、すぐに冷気が体をつつみ、芯までじんわりと響いてきます。
里山に訪れつつある冬の足音に耳をすませ、
すんだ空気を深く吸い込み、あたりの景観を楽しみながら、
ゆっくりと歩いてまつりの会場へ向かいました。
よどみなくさらさらと流れる和良川を越えて、道の駅和良・和良運動公園に着いたのは正午を過ぎたころ。
午前10時より始まったまつりは盛況で、たくさんの人たちでいっぱい。
青空のもと、吹きつける寒風をものともせず、地元の人々の熱気であふれていました。
この日、限定500匹の予定で販売されると聞いていた「和良鮎」の塩焼き(1匹500円)。
まずは目当ての香魚を味わおうと、脇目もふらず売り場へ一目散に向かいました。
豊かさを象徴する「和良鮎」
「和良鮎」の塩焼きが販売されたブース。多くの人々が買い求めていました。
(新美貴資)







