中部を動かすポータルサイトDochubu

トップページ 今月の特集 地元食を旅する DoChubuピックアップ 連携団体・会員紹介 アーカイブ

DoChubu

【犬山市特集】犬山特産の桃で地産地消菓子を作る「若松屋 阡壱」
2012.10.10 更新

城下町犬山に続く和菓子の店

江戸時代からの町割が残る犬山市。
犬山城へと続く、旧稲置街道沿いにある和菓子屋の若松屋は、明治の初め頃から続くお店です。
「初代の頃は、落雁や練り物など、結婚式の引き菓子が中心だったそうです」と3代目の後藤豊正さん。
店内には、干菓子や季節の生菓子、犬山ゆかりの菓子などが並んでいます。

京都で修業し、今は中心になって店を切り盛りする後藤豊正さん

3代目が作る季節の和菓子

2代目考案の地産地消の菓子

お店の人気商品の一つが季節限定(6月初旬〜9月中旬)の「桃酔果(とうすいか)」。
2代目が30年位前から試行錯誤をしてでき上がったお菓子です。
「当時、犬山という名前が付いた菓子はありましたが、
何か地元に関係の深い菓子はできないかと思ったんです」と2代目の後藤幸夫さん。
そこで目をつけたのが、当時、犬山で盛んに栽培が行われていた桃でした。
昔、養蚕農家が多かった犬山では、養蚕業が衰退するにつれて、
桑畑を桃畑にしたことで、県下有数の桃の産地になりました。
「犬山には桃太郎神社もあるので、ぴったりだと思いまして…」。

住宅街の中に点在する桃畑

羊羹作りから「桃酔果」が誕生

最初は桃の羊羹を作ろうと思って、桃を水と砂糖で煮て煮汁(一番蜜)に漬けておいたところ、
その桃があまりにも美味しく、それを食べた人々の間で評判になったとか。
それをお客さんに提供できないかと考えて生まれたのが「桃酔果」。
「一鍋で400個ぐらいの桃を煮ます。
その中で、形や色などを吟味して桃酔果にするのが6割ほどですね」。
残りは羊羹やジャムなどに使うそうです。 「桃酔果」は桃だけの単品と、
五穀豊穣を願ってそえた5色のゼリーと塩漬けの桃の葉入りのセットがあります。

桃を丸ごと味わえる 「桃酔果」セット:630円、単品:399円

編集員のココがオススメ!

桃を使ったお菓子は「桃酔果」だけでなくほかにも「桃羊羹」(黒煉り1棹 1,260円・白練り1棹 1,050円)や、桃の果肉と小豆を煉り込んで焼き上げた「有楽窓」(8個入660円・16個入1,260円)などがあります。「有楽窓」は、犬山の観光名所の一つ「庭園・有楽苑」内にある国宝の茶室「如庵」の窓を表現したという焼き菓子。どちらも季節問わずに販売しているので、ぜひ、お土産にどうぞ。

(田中マリ子)

白あんに桃の果肉を煉り込んで炊き上げた「桃羊羹・白練り」

桃の果肉と小豆を煉り込んだしっとりした味わいの「有楽窓」

店舗情報

住所 〒484-0084 愛知県犬山市字南古券186番地
アクセス 名鉄犬山線犬山口駅から徒歩5分
TEL&FAX TEL:0568-61-1001
FAX:0568-61-0970
URL 若松屋阡壱
営業時間 9:00〜18:00(日曜は17:00まで)
定休日 年中無休

 


 

2012年9月18日現在の情報になります。

トップに戻る
トップに戻る