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「湯川酒造店」の銘酒『木曽路』と『燦水木』
2009.11.06 更新

村人たちの協力で木祖村産の幻の米が復活。新たな銘酒が誕生しました。

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1650年に創業の老舗酒造店。木曽郡には木祖村にあるこの湯川酒造店を含み、5つの酒造会社があるそうです。源流の里、山から湧き出たばかりの清水と長野県産の米から生まれた銘酒『木曽路』は、スッキリとして爽やかな味わい。甘ったるくなく、辛くもなく、それでいて旨みが口中にふわっと広がります。

最近では木祖村産ヨネシロで醸した特別純米酒『燦水木(さんみずき)』も人気があります。ネーミングは村の公募で決定したそう。木祖村産のヨネシロ米は、高冷地ゆえに皮が堅くねばりが少なく味も今ひとつとの理由もあり、次第に作られなくなりました。食用にはイマイチでも酒用にはバツグンの、幻のお米、ヨネシロ。2年前に湯川酒造店が企画し村の人々に協力を求め、ヨネシロを復活させました。そのヨネシロを用いて新たに誕生したのが、『燦水木』です。

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ヨネシロ作りには、木祖村の小学生たちも参加しました。1500坪の田んぼから採れたヨネシロで作った『燦水木(さんみずき)』。最初の年は一升瓶で2000本が生産され、1年で完売したそう。価格は1150円(720ミリリットル)と2300円(1.8リットル)。蔵元自信の逸品『特別純米酒・木曽路』は1325円(720ミリリットル)と2550円(1.8リットル)。いずれも長野県原産地呼称管理委員会認定品です。

(浜村 良子)

店舗情報

住所 木祖村薮原1003-1
TEL/FAX 0264-36-2030(TEL)
0264-36-2711(FAX)
URL http://www.sake-kisoji.com
info@sake-kisoji.com

2009年11月4日現在の情報になります。

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