今回紹介するのは、白菜の甘みをたっぷり凝縮したスープです。牛乳や生クリーム、ジャガイモも使っていることからとってもクリーミー。アサリのだしも効いていて、一口いれると美味しさが広がって体も温まります。寒さの増すこれからにぴったりの一品。ぜひご家庭でお試しください。
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【①】鍋にバターを入れ、スライスした白菜、タマネギを加え、水分がなくなるまでよく炒めます。 |
【②】 別の鍋につぶしたニンニク、アサリ、水を入れ、アサリの口が開くまでフタをして火にかけます。 |
【③】 ②のアサリと煮汁を分けます。煮汁を1に入れ、5mm幅にスライスしたジャガイモを加え、やわらかくなるまで約15分煮込みます。 |
【④】煮込んだ③をミキサーにかけてなめらかにし、鍋に入れて牛乳、生クリームを加え、最後に塩、コショウで味を調えます。スープ皿に流し入れ、アサリの身、塩もみした白菜を添えて仕上げます。 |
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木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フランス料理担当の向山登教授が紹介します。第1回目の食材は、木曽川源流の里、長野県木祖村の『御嶽白菜』。高冷地を生かし夏場(7~10月)に収穫されるのが特長で、柔らかくて甘味があり、長野県が誇るブランド野菜のひとつです。今年は例年以上に作柄がいいとのことですから、ぜひ繊細かつ豪快な白菜料理にチャレンジしてみてください。タジン鍋、スープ、サラダ、生春巻き、ジャムと5種類のレシピを順に紹介していきます。どうぞお楽しみに! |
御嶽白菜問い合わせ:木祖村産業振興課 TEL0264-36-2001
(11月中旬頃まで購入可能とのことです)
向山登(むかいやま・のぼる)
1964年生まれ。名古屋市出身。83年に名古屋調理師専門学校専門課程調理師科を卒業。名古屋市内のホテルでの勤務を経て、94年に名古屋調理師専門学校のフランス料理教授に就任し現在に至る。趣味は野球やフットサルなどのスポーツ。書道。美術鑑賞など。