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【愛フェス特集】参加し楽しむことが東北の支援につながる ファンドレイジングイベント「愛フェス2011」
2011.11.21 更新

2011年10月8日(土)・9日(日)、
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センターにて
ファンドレイジングイベント「愛フェス2011」が開催されました。
2009年からスタートした「愛フェス」には、
これまでにすでに6万人もの人たちが参加しているのだそうです。
今回「DoChubu地産地消のすすめ」編集員が会場にお邪魔し、
イベント、催しの様子などを見聞してきましたので紹介いたします。

※ファンドレイジング:NPO団体などが寄付や事業による収入から活動資金を集めること。
団体はその資金で、問題解決のための活動を行う。

イベントに参加し、楽しむことが東北の支援につながる。

天井には、大きな地球儀のシンボルが。

2011年の「愛フェス」は”東北支援”がテーマ。
会場フードエリアの売上や、NPO団体の出店料の一部が、
支援金として寄付される仕組みとなっています。
また会場で投票券を利用し、活動を応援したい団体への投票により支援が行われる
「ファンドレイジング投票」も実施しています。
参加団体の中には、東北の地から足を運び出店しているところも数多く、
現地の今の様子や、参加団体の人たちが抱いている想いをその場で熱心に聞いている方も。
人と触れあうことにより、”支援する”ことに対する意識を、
イベント開催中だけでなく、終わった後も高めていくことができるのではないかと思います。

同時に開催された、2人以上のグループであれば誰でも参加可能な
チャリティーウォーク「愛ファザWalk」は、
愛知県内の災害時帰宅困難者ルートを、親子や家族、そして東北現地の人たちと一緒に歩くイベント。
「災害が起きた際の備えとして、愛知県の人たちも、わたしたちと一緒に歩いて欲しい。」
という東北の人たちのお礼と想いが込められています。
また、「愛ファザWalk」への参加費は東北復興のために寄付されるとのこと。
支援への参加を意識しながら、大人から子どもまでたくさんの人たちが集い、
さまざまな景色に触れながらのウォーキングを楽しんでいました。

東北現地からもさまざまなブースが出店。

岩手県大船渡市の方々が、東北の新鮮なサンマをその場で焼き振舞っていました。

支援のTシャツを販売するブース。大きな声で呼びかけが行われています。

フィナーレを迎えるステージの様子。
震災復興支援ウォーク「愛ファザWalk」のゴール受け入れも行われていました。

今回の「愛フェス」は、「愛知・東北のつながりを大切にした地域連携」も、
もうひとつテーマとして掲げられています。
愛知と東北を強く結びつけ、双方の地域の絆を深めていくことが、
今後の復興、また震災の風化を防ぐための力になるはずです。

また東北への支援活動は数多く行われていますが、
まだ参加したことがないという方が多くいらっしゃるのも現状。
“支援したい”という地域の想いを実現する場を、
多くの人に提供する「愛フェス」のようなイベントはとても大切だと思います。

「愛フェス」は来年も開催されるとのこと。
2011年の「愛フェス」で生まれたたくさんの熱い想いを、
次回のイベントでも受け継いでいって欲しいと思います。
DoChubu地産地消のすすめでは、
イベント期間中に出店していた支援団体の方々にもお話を伺いました。
こちらも順次、ご紹介していきたいと思います。

編集員 取材後記

kanbeyuka_150 天気にも恵まれた2日間。会場はどのブースも多くの人で溢れ、特に大船渡市の人たちが振る舞うサンマのブースは人気が高かった様子。香ばしいサンマを焼く香りが会場を包み込んでいました。お客さんの多くは親子連れで、会場内の公園で一緒に遊んだりと、楽しそうに会場で過ごしている様子がとても印象的でした。

(神戸夕香)

イベント情報

会場愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター住所〒480-1101
愛知県愛知郡長久手町大字熊張字茨ヶ廻間乙1533-1

イベント名 愛フェス2011
開催日時 2011年10月8日(土)、9日(日) 13:00〜18:00
URL ファンドレイジングイベント [愛フェス]

2011年10月9日現在の情報になります。


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