7月29日(金)の豊浜漁港(愛知県南知多町)。
天気は曇り空も、日差しは穏やか。時折ふく潮風が涼しくて心地いい。
今は漁の水揚げがちょうど少ない時期で、魚市場もなんだかすこし寂しげ。
貝類を見ると、ならんでいたのはサザエ、タイラギ、イワガキ。
サザエは今がちょうどおいしい時期。
つぼ焼きにして食べるのがうまいと、獲った漁師さんが教えてくれる。
しょうゆ、みりん、砂糖を加えて焼く前にゆでておくと、早く調理もできて、おいしいのだそう。
このサザエは、網を海中に一定時間張っておく、刺し網漁で獲ったもの。
張っておいた網にサザエが転がってきてかかるのだというから、なんとも不思議で面白い。
海中でどのように移動するのでしょうか。
海の生き物についてあれこれ考え始めると、いろんな興味や疑問が次々と浮かんできて止まらなくなります。
しょうゆの香ばしいにおいがたまらない、サザエのつぼ焼き。
ちょっと想像しただけでも食欲が刺激されて、すぐにお腹が減ってしまいます。
(新美貴資)
2011年7月29日現在の情報になります。