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【保存食特集】南伊勢で捕れた新鮮な魚で作る絶品干物を販売「魚よし」
2011.01.18 更新

代表の松本文佳さんと、お父さん、お母さん。この日穫れたばかりの魚を手に。

南伊勢町贄浦、贄浦熊野灘漁港を望む場所にある「魚よし」は、
南伊勢で捕れた新鮮な魚で作る絶品干物を製造販売するお店です。
代表を務める松本文佳さんと、文佳さんのお父さん、お母さんの3人で
仲良くお店を切り盛りされています。
今回は、捕れたての魚介の入札風景やお店の様子をご紹介します。

入札の様子を見せていただきました

まず文佳さんと一緒に向かったのは、たくさんの大きな船が並ぶ港。
船に氷を積み込むなど漁のための準備や、捕れたて魚介類の入札が行われていました。
水槽で泳ぐさまざまな種類の魚介類の中から、入札する魚介類を決定していきます。
文佳さんは、活きの良い大きなマンボウなどの魚介類を入札されていました。

港には大きな船が。この日は夜に出航する漁の準備が行われていました。

捕れたての魚介類を眺めながら、入札が行われています。

(左)活きの良い伊勢エビがたくさん(右)文佳さんが入札した大きなサイズのマンボウ

その日のうちに捕れた新鮮な魚をその日のうちに加工

「魚よし」の外観。入り口ののぼりや看板はお母さんの手作りなのだそう。

国道260号線沿いにある「魚よし」は、お店の前にあるお母さん手作りの看板が目印。
「もともとは親戚の方がお店を営まれていたんですが、6年程前から受け継ぎ、
今は家族3人で運営しています。」と文佳さん。
魚と塩以外の原料を一切使用しない昔ながらの製法がこだわりで、
この道50年という経験と勘と技がしっかりと生かされた絶品の干物が人気を呼んでいます。

この日捕れたばかりのたくさんのカマス。

お母さんが慣れた手つきで、カマスをどんどんと開いていきます。

朝の爽やかな日差しに照らされて、きらきらと輝くのはこの日穫れたばかりのカマス。
素早い手つきでお母さんにどんどんさばかれていきます。
この後さばかれたカマスは干され、干物として加工されていきます。
捕れたてをすぐに加工するので、新鮮な味わいがそのままぎゅっと凝縮され、
素材本来の味を楽しむことができるのです。

ウツボや世界三大珍味のからすみが人気

(左・右上)迫力の長さのウツボ、食べやすい大きさにカットされたものも販売されています。
(右下)日本三大珍味の一つからすみ。

サザエや伊勢エビなど魚介類がとにかく豊富!

「魚よし」ではさまざまな種類の干物を取り扱っていますが、特に人気なのがウツボとからすみ。
ウツボは産後の体力回復、また産婦の母乳を出すのに最適な食品で、
軽く炙ったり、素揚げで揚げマヨネーズに七味、
大根おろしにポン酢や一味につけて食べるのがおすすめなのだそうです。
またからすみは、ボラの卵を塩漬けにして天日干しさせた
世界三大珍味と言われている珍味で、お酒のおつまみにぴったり!
大きなサイズから、初めて食べる方におすすめのスライスしたお試しサイズも用意されています。

また干物の他に、サザエなどの貝類や伊勢エビなども販売されています。
南伊勢の新鮮な魚介類を豊富に味わってみたい方は、是非「魚よし」に足を運んでみてください。

編集員のココがオススメ!

kanbeyuka_150 今回初めてからすみを頂いたのですが、濃厚な味わいの中に独特の食感がマッチしてクセになる味わい!お酒と一緒にゆっくりと味わって欲しい逸品です。特にお正月などはたくさんの人で賑わうそうですので、年末に美味しい干物を手に入れたい方は早めにお店に足を運ばれることをおすすめいたします。文佳さん、お父さん、お母さんの温かい人柄にも癒されますよ。

(神戸夕香)

店舗情報

住所三重県度会郡南伊勢町贄浦253-6

店舗名 魚よし
アクセス お車にて:伊勢自動車道 玉城インターより南伊勢方面へ35分
紀勢自動車道 大内山インターより30分
TEL/FAX TEL/FAX:0596-72-1358
営業時間 8:00〜17:00
定休日 土曜日
駐車場 4〜5台(徒歩約1分のところにあります)
URL 魚よし 南伊勢町の魚屋さん 伊勢志摩逸品市場店

2010年1月5日現在の情報になります。

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