三重県松阪市にある、納豆の直売所とレストラン、工場が一体となった「まちの駅 たぬみせ納豆工房」。
ここを運営しているのは、昭和25年の創業以来、納豆づくりを専門にしている奥野食品株式会社です。
「このあたりでは、納豆を食べる習慣はありませんでしたが、
現社長の祖母が東京の親戚から納豆づくりを教わり、創業したんです」と、
ここの駅長でもある横山博之さん。
それは「東京納豆」として親しまれ、地域の食文化に納豆を根付かせたと言います。
納豆はすべて国産大豆を使用しています。
どれも大豆そのものの美味しさが口の中に広がり、噛むほどに味わい深い。
大豆にこだわり丁寧に手づくりされる納豆は、10種類ほど。
その中で、3代目になる奥野敦哉社長が、地元の特産品とコラボして、
地域に特化した納豆ができないかと模索してできたのが、
三重県産の大豆、フクユタカを使った「三重の地納豆」と呼ばれるシリーズ。
三重県産の納豆を細かく刻んだひきわり納豆を始め、
美味しい水で知られる宮川村のナチュラルウォーター「森の番人」で仕込んだものや、
伊勢ひじきと納豆を組み合わせた磯の香りがする納豆など、
三重県の豊かな自然が育んだ特産品を生かしたオリジナル納豆です。
工場の2階には見学通路が設けられ、誰でもガラス越しに納豆製造の様子を見学することができます。
見学通路には納豆を取り入れた様々な料理を食べることができる「工場レストラン 健食 たぬみせ」も併設。
メニューはシェフが考える創作料理を中心に、
地元の県立相可高校食物調理科の生徒さん考案のメニューもあり、
納豆の意外な使い方など、家庭で作る納豆料理のヒントにもなっているとか。
デザートも含め20種類ほどのメニューをバイキング形式で楽しめます。
納豆だけでなく、お米や卵、肉などの食材も、ほとんど三重県内産を使う地産地消のお店です。
朝食(土・日曜日限定)/名物朝粥500円ほか
ランチ・ディナーバイキング/大人1,200円、小人600円、65歳以上1,000円
「直売所たぬみせ」では、ここの工場で生産される各種の納豆が並びます。中でも専門店ならではのユニークな試みが三重の地納豆の量り売りコーナー。マイどんぶりを持参すると、料金の一部が三重スローライフ協会へ寄付され、社会貢献にもつながる仕組みも取り入れています。ぜひ、容器持参で立ち寄ってみて。
(田中マリ子)
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住所 | 〒515-0063 三重県松阪市大黒田町698-3 |
アクセス | JR線または近鉄線 松阪駅からバスで駅部田(まえのへた)下車、徒歩約2分 |
TEL/FAX |
TEL:0598-21-2096 フリーダイヤル:0120-21-2096 FAX:0598-26-3585 |
URL |
三重の地納豆 奥野食品株式会社「まちの駅たぬみせ納豆工房」 |
okuno@nattouya.com | |
営業時間 |
【直売所】10:00〜17:00 【レストラン】ランチ/11:00〜14:00、おやつカフェ/14:00〜17:00 ディナー/17:00〜21:00 (土・日曜は朝食営業8:00〜11:00) |
定休日 |
水曜日 |
座席数 |
30席 |
駐車場 |
18台 |
平均予算 |
1,200円 |
2010年11月11日現在の情報になります。