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こだわり抜いた地ビールとプリンを味わう「ホテル木曽路」
2010.08.25 更新

様々なこだわりに対する情熱を聞かせてくださった、前総支配人の須藤さん

妻籠宿から国道256号線をしばらく登ると、左手に見えてくる大きな建物は、
木曽路リゾート中核の中核であるホテル木曽路。
ホテル木曽路の目玉は、南木曽岳伏流水の地ビールと、地元の有精卵を使ったプリンとのことで、
前総支配人の須藤邦男さんを訪ねました。
木曽路リゾートとは、特殊精礦株式会社によるセラミック原料の長石採掘跡地を、
観光や緑化へ有効活用している事業体です。
確かに航空写真を見ると、施設の北東側へ採掘地が広がっています。

地ビールが飲みたいからここへ来る

ホテル内の地ビールレストラン入り口には、ビールサーバーが設置されています

個性的な各種の地ビールを試飲させていただきました

ホテル内の地ビールレストランBarley Houseでランチバイキングを頂き、
木曽路ビールについてお聞きしました。まず木曽路ビールとは何か・・・
「残念ながら地ビールと言っても、南木曽で採れた麦ではありません。
ただ、非常に美味しい伏流水が採れ、美味しいビールが出来ます」と須藤さん。
大手ビールメーカーとは、濾過や発酵の仕方が違う独自製法で地ビールは作られ、
工場長が毎日テイスティングしています。
出して頂いたレギュラー5銘柄と、限定プレミアムビールのヴィンテージIPA、
それぞれ色や香りが違うことはもちろん、テイストも6者6様。
いずれも色と飲みやすさにこだわったそう。

さらにもう一つの限定プレミアムビール、ベルギーチョコレートも試飲しました。
豊かなチョコレートの香りが広がり、それでいて甘くはない、不思議で新しい美味しさのビールです。
木曽路ビール開発の苦労について、投入したもののさっぱり売れなかった銘柄もあり。
「タブーへ挑戦し、コスト的にも実験の部分が多かった」そうです。
実のところ、地ビールを扱うことは日持ちや流通の面で難しい商売ですが、
「地ビールが飲みたいからここへ来る、というお客さんがいらっしゃるのは嬉しい」と話す須藤さんに、
木曽路ビールへ商品としての確たる自信を感じました。

全てはこの土地と材料の提供者のおかげ

オーナーのこだわりの結晶、「木曽路ぷりん心」。滑らかな舌触りとコクの中に、卵の香りが活きています

酔いもほどほどのうちに?ラウンジへ通して頂き、木曽路ホテル目玉の二つ目、
昨年8月に販売を開始した木曽路ぷりん心(以下、木曽路プリン)の試食へ。
早速一口!食感はとてもなめらか、甘さ控えめです。
続いて蜜をかけてみると、コクが加わりながらも、プリンの風味を乱しません。
木曽路プリンにも強いこだわりがあると語る須藤さん。
「とにかく卵は有精卵、砂糖はオーガニックシュガー、ミルクはノンホモ牛乳しか使いません」。
契約するお隣大桑村の養鶏農家さんの卵生産は、1日300個が限界のため、
木曽路プリンも1日300個生産。つまり、プリン1個に卵黄が1個。加えて蜜は、
ミツバチより濃い蜜が採れる地蜂の蜜を、契約者から仕入れるこだわりよう。
ちなみに卵白は、自家製ブルーベリーを使ったシフォンケーキへ利用されています。
これだけこだわり「賞味期限は4日しかないので作り置きできず、
売れすぎても困るし、売れなくても困ります」と、正直な心の内を明かしてくれました。
「この土地のおかげ、材料を提供してくれる方のおかげ」で、
木曽路ビールや木曽路プリンが今日も作られています。

編集員のココがオススメ!

事業を営むにあたり、廃棄物が出てしまうのは当たり前。しかし、木曽路リゾートは違います。例えば、地ビール生産時の麦カスは飼育する木曽馬のえさに、プリンの空瓶は回収し再利用、6個持ってきて頂いた方へは1個進呈等々。
須藤さんが取材の終わりに話された「ビジネスでみると決して儲からない。ただ、皆さんに美味しいという喜びを感じてもらうと、次に期待してもらえると思います」に、大変共感しました。木曽路プリンは1個450円、決して安くはありませんが、このプリンが生まれたバックグランド・味を知った今、私たちのお薦めです。

(小穴久仁・倉田和己)

店舗情報

住所 南木曽町吾妻2278
TEL/FAX TEL:0264-58-1126
FAX:0264-58-1234
営業時間 24時間
URL 長野県の温泉宿 ホテル木曽路公式HP
E-mail info@kisojiresort.com

2010年4月15日現在の情報になります。

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