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Vol.23 旬のタケノコと一緒に味わう「桜御飯」(調理時間約45分)
2010.06.13 更新

今月は、長野県木曽郡大桑村の特産品である「桜の花漬け」を使った料理の紹介です。
2品目の今回は「桜御飯」です。
「桜の花漬け」といまが旬の姫タケノコを入れて炊きこみ、
桜の葉の塩漬けで包んだ見た目も華やかなご飯です。一つほおばると、
桜の香りが口のなかに広がって、さらにもう一つと自然に手が伸びます。
花漬けの塩気がご飯によく合い、タケノコのシャキシャキした歯ごたえも楽しめる、
今の季節におすすめの一品です。
いつもの食卓をより華やかにする「桜御飯」。ぜひご家庭でつくって味わってみてください。

レシピ

  • ☆材料(3人分)
  • 米(2.5cup)
  • 白しょう油(10ml)
  • 梅肉(10g)
  • 桜の花漬け(40g)
  • 姫タケノコ(タケノコ水煮でも可能。6本)
  • 桜葉の塩漬け(12枚)
  • 【昆布だし】
  • 〔A〕水(9cup)
  • 〔A〕昆布(15g)

作り方


【①】前日にAを合わせておきます。洗米した米を10分浸水させ、ザルにあげて10分置いておきます。
A800mlで桜の花漬けを塩抜きします。花びらは盛りつけ用に少し残しておき、後は細かく刻みます。

【②】姫タケノコは乱切りにし、水から5分ほどゆでて水にさらします。

【③】①のだし150mlとA450mlに白しょう油、梅肉を加え、④を入れて米を炊きます。

【④】桜の花漬けは水につけ、
塩抜きしてご飯に巻きます。

名古屋調理師専門学校 向山先生のワンポイントアドバイス

[flash http://www.youtube.com/watch?v=eHoWmP1ZxJc w=425 h=344]

食材の紹介

木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フレンチ専門の向山登教授が紹介します。第5回目の食材は、長野県木曽郡大桑村でつくられた「桜の花漬け」です。現在、大桑村で唯一つくっている店が大和屋さんです。八重桜と塩のみを使い、昔ながらの製法を守りながらつくり続けています。花を摘むのは年に一度きり。摘んだ桜の花は塩に漬けて、温度の一定な半地下で貯蔵します。毎年、新しく咲いた、その年の桜を漬けて販売しているそうです。今回は、そんな「桜の花漬け」を使ったパンナコッタ、ご飯、サラダ、パスタの4品のレシピを順に紹介していきます。どうぞお楽しみに!

「桜の花漬け」の問い合わせ先:
大和屋(長野県木曽郡大桑村須原565)
TEL/FAX:0264-55-2918
営業時間:7:00~19:00
定休日:不定休

☆向山先生のプロフィール

向山登(むかいやま・のぼる)
1964年生まれ。名古屋市出身。83年に名古屋調理師専門学校専門課程調理師科を卒業。名古屋市内のホテルでの勤務を経て、94年に名古屋調理師専門学校のフランス料理教授に就任し現在に至る。趣味は野球やフットサルなどのスポーツ。書道。美術鑑賞など。
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