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Vol.9 ほのかな酸味がやみつきに!食べだしたらとまらない「すんきボール」(調理時間約30分)
2009.12.25 更新

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今回ご紹介するのは、揚げ菓子の『すんきボール』です。
大人も子どもも大好きなボールのドーナツ。一口いれると、甘みと同時にすんき漬けのほのかな酸味が広がって、とっても新鮮です!
レモンの風味も効いていて、食べだしたらとまりません。『すんき』を入れて、ぜひご家庭でも試してみてください!

レシピ

  • ☆材料(15個分)
  • すんき(100g)
  • レモン(1個)
  • ハチミツ(30g)
  • 卵(1個)
  • グラニュー糖(50g)
  • 薄力粉(150g)
  • ベーキングパウダー(2g)
  • 粉糖(適量)

作り方

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①すんきはみじん切りにして水気を絞ります。
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②砂糖、薄力粉、ベーキングパウダーをふるってボールに混ぜ合わせます。①のすんきを加えて、粉のなかに散らすように混ぜます。
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③ハチミツ、全卵、レモンの皮(黄色い部分)のすりおろしをよく混ぜ②に加え、手で混ぜ合わせます。

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④大さじ1杯ぐらいの量をとり、油をぬった手で丸めて160℃の油であげます。低温でじっくり揚げることで、生地が割れてきます。冷めたら、粉糖をふりかけてください。

名古屋調理師専門学校 向山先生のワンポイントアドバイス

[flash http://www.youtube.com/watch?v=A_mupQS6mH8 w=425 h=344]

食材の紹介

sunkiball6 木曽川流域市町村の地元食材を使い、おいしくて簡単、手早くできるアイディア・レシピを名古屋調理師専門学校フレンチ専門の向山登教授がご紹介します。第2回目の食材は、長野県木曽町から。木曽地方一帯で冬場の漬物として地元の人々に親しまれている、『すんき』。木曽の赤カブの葉や茎を複数の乳酸菌で発酵させた、この地方特有の漬物です。その昔、塩がまだ貴重だった時代に無塩で作るため乳酸菌を用いたという、先祖の知恵が作り出した保存食品。酸味のある独特の風味が特徴です。この全国的にも珍しい漬物『すんき』を使った料理を5品、いなり、オムライス、パジョン、ドーナツ、ヨーグルトの順にご紹介していきます。ぜひともこの『すんき』を手に入れて味わっていただき、バラエテイーに富んだレシピに挑戦してみてください。

すんきの問い合わせ:
木曽町産業観光課 TEL0264-22-4285
(財)開田高原振興公社 木曽町漬物加工所  TEL0264-44-2067

☆向山先生のプロフィール

1964年生まれ。名古屋市出身。83年に名古屋調理師専門学校専門課程調理師科を卒業。名古屋市内のホテルでの勤務を経て、94年に名古屋調理師専門学校のフランス料理教授に就任し現在に至る。趣味は野球やフットサルなどのスポーツ。書道。美術鑑賞など。

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